風船バレーは、大きい風船があればできるため、学校や幼稚園のレクリエーションにも人気があります。
公式ルールには、障がい者や高齢者も参加できるよう細かな規定があり、子どもにとっては難しく感じることも多いでしょう。
学校などで楽しむ場合は、子どもたちにもわかりやすいようにルールをアレンジすることをおすすめします。
子ども用風船バレーのルール例
風船は、通常のボールよりふわふわとゆっくり動くため、子どもでも安心して楽しめます。
準備するもの
風船バレー用のゴム風船を用意しましょう。公式ルールのように大きめの風船のほうが扱いやすくおすすめです。
チームは2〜4人になるようにし、簡易のコートを作ります。一人ひとりがぶつからないよう、コートにはある程度スペースを持たせましょう。
ネットがない場合は、ビニールテープを張るくらいでもOKです。ネットの高さは子どもたちの身長に合わせましょう。
遊び方
子どもたちはチームごとにテープを挟んで向かい合います。このとき、一箇所に固まると危ないですので、スペースを取れるよう大人が見守りましょう。
初めからポイント制にすると、勝ち負けにこだわりすぎるため、まずは協力しながらラリーを楽しみましょう。
公式では、ラリーの回数に決まりがあり、同一プレーヤーが連続して風船に触れることは禁止されていますが、最初はルールを柔軟にするほうが盛り上がるでしょう。
慣れてきた時点で徐々にルールを取り入れていきます。例えば、風船バレーの基本的要素である「全員が風船に触れてから相手に返す」というルールです。上手い子だけが活躍するのではなく、全員が参加することでチームも一丸となるでしょう。
勝敗
ボールが地面についたら、相手チームが1ポイント獲得します。先に5ポイント、もしくは10ポイント獲得したチームの勝利です。
また、故意に強く打ちつける、相手プレーヤーの顔を狙うなどは、ペナルティ対象とし、けがやトラブルを回避しましょう。
子どもが風船バレーをするメリット
風船は、ピンクやブルーなどカラフルで柔らかくふわふわと動くことから、子どもたちに大変人気です。
風船バレーが子どもにおすすめの理由としては、以下のような要素が挙げられます。
- 当たっても痛くない
- いろいろな動きができる
- 年齢ごとに難易度を調整しやすい
- 動体視力が養える
- 持久力の向上
- コミュニケーション能力の向上につながる
- 風船が安価で簡単に準備ができる
また、ルールを工夫することで、協力し合うこと、全員で楽しむことなども達成できます。
ただし、夢中になるあまり、周りが見えなくなることがありますので、けがやケンカにならないよう、大人が積極的に見守るようにしましょう。
風船バレーが活躍するシーン
風船バレーは学校のレクリエーションやクラブ活動などで行われ、夏の暑い季節や雨の日にも室内で楽しめる貴重なスポーツです。
本来行う予定の行事が天候不良のため中止となった場合でも、風船バレーならすぐに準備ができます。大勢で楽しめるためいざというときの備えにもなります。
みんなで楽しめる定番レクリエーションをご検討中の方は、ぜひ風船バレーをお試しください。
風船バレーの基本は「みんなが楽しめる」ことです。風船バレーの公式ルールは、子どもたちにとって少々複雑なところがあります。子どもたちだけでプレーする際は、みんなが楽しむためにもわかりやすいルールへのアレンジがおすすめです。まずは協力してラリーを続けることから始め、徐々に得点制へと進めていくとよいでしょう。
運動能力をはじめ、動体視力や空間認識能力を鍛える以外にも、協力すること、相手を思いやること、コミュニケーション能力などが学べます。
かねますやゴムは、1950年創業のゴム風船専門店で、風船バレーに最適なジャンボ風船や風船バレー協会公認風船など、様々なゴム風船を通販で提供しております。
風船バレーは、大きな風船が1つあれば簡単に始められますので、学校や幼稚園、子ども会などのレクリエーションに取り入れてみてはいかがでしょうか?