ゴム風船は、ご家庭や幼稚園などの施設、イベントなど様々なシーンで大人気です。しかしながら、実際に購入するとなるとサイズ選びに悩む方も多いでしょう。
風船はサイズが豊富で用途もいろいろです。最適な風船を選ぶためにも、まずは目的を明確にしましょう。
風船のサイズ
ラウンド型風船には、9インチを中心に幅広いサイズのものがあります。
直径5インチ(約13cm)
小ぶりのバルーンアートに活用されます。大きく膨らまないため、ヘリウムガスを入れても浮きません。形はほぼ丸く、赤ちゃん用モビールや美術品作りなどにもよく利用されます。
直径9インチ(約23cm)
最もポピュラーなサイズです。普段の遊び以外にも、子ども会の景品やお祭りのくじ引き、縁日などでも重宝されます。
直径11インチ(約28cm)
一般的なものよりもほんの少し大きめで、屋台などで売られるタイプです。その他、バルーンアートやイベント、結婚式などにも広く活用されています。
直径16インチ(約41cm)
かなり大きめのサイズで、主にバルーンバレーに利用されます。その他、運動会や、パーティー、イベント、装飾などにも活用でき、学校や介護施設などのレクリエーションにも人気です。
ペンシルバルーン
ペンシルバルーンとは、細長い形が特徴で、ひねりながらいろいろな形が再現できる風船のことです。お祭りやイベントで、動物や剣などのバルーンアートを見かけた方も多いでしょう。バルーンアートはそう難しいものではなく、作り方さえわかれば誰でもトライできます。
サイズは260が一般的ですが、260インチではなく2-60インチです。2は直径、60は長さを表します。260の場合は、直径が2インチ(約5cm)、長さが60インチ(約150cm)です。
その他、細いタイプの160は細かいものを作るときに、通常サイズの約1.5倍の太さになる350は、大きなものを作るときに最適です。
サイズ表記で気をつけること
一般的なラウンドバルーンとペンシルバルーンのサイズ表記は、「インチ」が基本です。1インチは2.54cmですので、サイズ選びの際に間違えないようにしましょう。
また、ラウンドバルーンのサイズ表示に「R9」「R11」など、Rがつくことがあります。この場合のRは、「Round(丸い)」のRであり、「Radius(半径)」ではありません。図面などで角度を表す際には、半径のRが使用されるため注意しましょう。
目的別サイズ
イベントや販促用など、ヘリウムガスで浮く風船を作りたい場合は、9インチ以上のラウンドバルーンを用意します。小さいものはガスを入れてもほとんど浮きません。例えば、9と11では、数字の大きい11インチのほうが長く浮きます。
また、バルーンアートには260タイプが使い勝手もよく人気があります。ただし、大きなモチーフや凝ったものを作りたい場合は、さらに大きな350タイプやこまかな表現が得意な160タイプを併用するとよいでしょう。
手軽なゴム風船は、多くのシーンで活用されています。ただし、サイズや形は様々ですので、何に利用するのか目的やシーンに合わせて選ぶことが大切です。
最もポピュラーで使い勝手のよいタイプは、ラウンドバルーンなら直径9インチまたは11インチ、バルーンアートならペンシルバルーンの260サイズを選ぶとよいでしょう。
日本ではあまり馴染みはありませんが、海外ではインチ表示が一般的です。そのため、その都度センチに直して考えることになります。かねますやゴムでは、よりわかりやすいようにセンチの表示も掲載しております。どなたでも大きさを想像してもらいやすいため、安心してお買い求めいただけます。
かねますやゴムは、創立70年以上と長い歴史のある風船専門店です。一般的なゴム風船をはじめ、水ヨーヨー風船やジェット風船、リハビリ用風船など、こだわりのある風船を多数取り扱っております。ご自宅用・業務用など用途やシーンに合わせてお選びください。